会社で経費削減を考える場合には、事務用品などの備品の経費、出張費や旅費、交通費の削減、光熱費の節約、通信費のコストカットなど様々な案がありますが、削減効果を得るには毎日の積み重ねが必要です。
事務用品が安く買えるインターネットショップでまとめて購入する企業も多くありますが、すべての商品が安いわけではないため、品物によっては大型ホームセンターのほうが安いということもありますので、近所のホームセンターなどもチェックして購入先を決めることをおすすめします。
また、急な出張などで、直前に航空券の購入や宿泊の予約をする場合、割引の対象にはならないため割高になってしまいます。
社員の出張が多い企業は、法人向けの一括出張手配をしてくれる旅行代理店などで、社員の出張を一元管理してもらうことで経費の削減につながりますし、社員の出張にかかる作業も省くことが可能になります。
経費削減には、社員の協力が必要不可欠です。光熱費の節約で社内が暗い、熱い、コスト削減に手間がかかるなど、社員の作業効率を落とすような経費削減は、仕事のやる気も削いでしまうことがありますので、ムリをしない程度に経費削減をしていくことが企業には求められます。
消耗品などは、リサイクル品を活用することでコスト削減が可能になるといわれています。アメリカでは、プリンターのトナーカートリッジを、リサイクルトナーにしている企業が40%以上と言われており、環境に配慮した経費削減効果の高いものとして、広く使われています。